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トレンドマイクロ、法人組織向けセキュリティ教育の新プログラムを提供 ~サプライチェーン全体を守るためのセキュリティ人材創出を支援~

トレンドマイクロは10月7日、日本国内の法人組織が安心、安全なDXを実現するとともに、自社を取り巻くサプライチェーンの安全性を確保し、ビジネスを円滑に進めることができるセキュリティ人材の創出を支援する新たなセキュリティ教育を提供することを発表した。10月7日から申し込み受付を順次開始し、11月から提供を開始する。

今回、新たに提供するセキュリティ教育は、経営層、管理層、実務層それぞれの立場において、DX推進に伴うサイバーセキュリティリスクの検討方法、サプライチェーン全体を守るためのセキュリティ戦略策定、自社のビジネス方針に沿ったセキュリティ対策の実施、委託先へのセキュリティ監査における勘所などのセキュリティ・ナレッジを学ぶことができるように、学習内容の改定を行なっている。

新しいセキュリティ教育は、座学とワークショップ(実習)を交えて行なう。座学では、経営層、管理層、実務層それぞれの立場で、社会情勢、経営環境変化、サプライチェーンリスク等を考慮したセキュリティファースト経営に向けた知識、サイバーセキュリティに基づいたリソースとリスクのマネジメント等を考慮した体制の構築と運用、DX推進等に向けたサイバーセキュリティリスクに関する知識等を学ぶ。

ワークショップ(実習)では、経営層、管理層、実務層それぞれの立場で、事業方針に沿ったセキュリティの方針や、その体制の整備、ビジネスを推進する上で必要となるサプライヤーの洗い出しや監査すべきポイントなどを検討。例えば実務層向けのワークショップ(実習)では、自身の業務におけるサイバーリスクの洗い出しや、そのリスクに基づきながら、金銭、ブランド、事業継続などさまざまな面からインパクトの検討を行なう。さらに、そのリスクがどのようなシナリオで侵害されるかを協議し、実践的にリスクへの対応方法を身に着けていく。

 

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