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シスコ、UCSとHyperFlex向けのクラウド型管理サービス「Intersight」発表

シスコシステムズは9月26日、Cisco UCSとCisco HyperFlex向けのシステム管理サービス「Cisco Intersight」を発表した。

石田浩之氏

Intersightは、クラウドから提供されるシステム管理サービスで、機械学習やアナリティクス、自動化などの技術を使って、システム管理をシンプル化するとともに、予兆検知や推奨構成のレコメンデーションなど、プロアクティブなサポートを受けられるようにする。

データセンター/バーチャライゼーション事業 部長 石田浩之氏は、Intersightを利用することによる顧客のメリットとして「単にシステム管理ツールをクラウド化したというわけではありません。クラウド、アナリティクス、自動化といった技術により、顧客は、より簡単な設定運用の管理ができるようになります。また、共有されるベストプラクティスを活用して自律運用を行い、ビジネスの要求に対しても迅速な対応ができるようになります」と解説した。

Cisco Intersightの概念図

石田氏によると、Intersightはクラウドによるネットワーク管理を提供するMerakiのように、クラウドによるコンピューティング管理を行うものだ。これまで、Cisco UCSとCisco HyperFlexは、サーバ管理ツールのUCS ManagerやCisco ACIと連携して自動化を行うUCS Directorで管理してきた。今後は、2年ほどかけて、IntersightにUCS ManagerやUCS Directorの機能が実装されていく予定だ。

「オンプレミス環境を従来どおりUCS ManagerやUCS Directorで管理できます。並行してIntersightの機能を拡充していき、最終的にはクラウド側だけでサーバやハイパーコンバージドインフラ管理できるようにする予定です。クラウドの利用を望まないユーザーは既存のシステム管理を使い続けることができます」(石田氏)

クラウドを活用しアナリティクスや予兆検知、プロアクティブサポートを提供Intersightによってシステム管理をどこからでもできるようにする「Intersight Anywhere」を実現するという。さらに、ACIについても、AWSやAzure、GCPなどで稼働させる「ACI Anywhere」を進めていくとした。

AWSやAzureなどのパブリッククラウドと連携したACI Anywhereも進める

中村智氏

データセンター/バーチャライゼーション事業 プロダクトスペシャリスト 中村智氏は、Interinsightのポイントとして、直感的な操作インタフェース、SaaSによる最新技術の提供、クラウド上への情報収集とサポートの強化、シスコ認定構成(Cisco Validated Designなど)のベストプラクティスを提供するレコメンドエンジン、セキュアなプロトコルの利用(OData RESTful API)などを挙げた。

サービスは4つのエディションからなり、Base部分は無償で提供され、今後、Essential、Standard、Advantageの各エディションで、アナリティクスやオーケストレーション、最適化の機能などを提供していく予定。提供スケジュールとしては、Tech Reviewと日本語インタフェースを終えたあと、11月には提供開始する予定だ。

管理画面のイメージ。日本語にも対応する

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