SecurityInsight | セキュリティインサイト

日本CA、「CA Privileged Access Management(PAM)」日本語版提供開始

日本CAは10月4日、特権ID/特権アクセス管理製品「CA Privileged Access Management(PAM)」の日本語版を国内展開すると発表した。CA PAMは、特権ID/特権アクセスに対する不正行為の防止、コンプライアンスの遵守、運用効率の向上に必要な機能を提供する製品。2015年に買収したXceediumをベースとしており、米国防機関を含めて幅広い導入実績があるという。

反町浩一郎氏

仮想化環境やハイブリッドクラウド環境、IoT環境、SaaSアプリケーションなどの管理と保護に対応することが特徴。振る舞い検知ツールの「CA Threat Analytics for PAM」を追加することで、統合型ユーザー行動分析と呼ばれる機能がを利用できるようになり、より優れた脅威検出と不正行為防止が可能になる。

日本CAの代表取締役社長、反町浩一郎氏はCA Technologiesのセキュリティ製品の位置づけについて「CAはアプリケーション開発の包括的なパートナーになることを目指しています。そのなかでセキュリティの担保は不可欠の取り組みです。国内で特権IDアクセス管理を提供し日本企業のセキュリティ対策に貢献します」と説明。

ハイブリッドITを包括的にサポートする

四宮康典氏

セキュリティソリューション営業部 部長の四宮康典氏は「セキュリティ対策を重要視することはユーザー体験を高めます。ユーザー体験を阻害しないセキュリティを実現しなければ企業の競争優位は構築できません」と指摘。CA PAMの差別化要因として「導入のしやすさとオールインワンの技術基盤」「包括的なハイブリッド環境ソリューション」「業界をリードするスケーラビリティ」「振る舞い検知アルゴリズムに基づくアナリティクス」の4つを挙げた。

CA PAMはHAやロードバランシングを備えた仮想アプライアンスとして提供される。物理環境や仮想化、クラウド環境で動作し、1台のデバイスで数千台のサーバをサポート。さらに、振る舞い検知ツールと連携することで、セキュリティ侵害をプロアクティブに予防検知し阻止できるという。

「CA PAMは、次世代型特権IDアクセス管理です。不正を防止するために、管理者の資格情報の保護、特権IDのアクセスの制御、ハイブリッド環境全体にわたる特権ID/特権アクセスの活動の監視と記録を行います。CAが提供するさまざまな機能と連携しながら、包括的な統合IDアクセス管理(IAM)を実現します」(四宮氏)

CA PAMの対象と主な機能

包括的なIAMが可能という販売バートナーは、JBS、日立ソリューションズ、アシスト、富士通ソフトウェアテクノロジーズ、東芝情報システムの5社で、今後増える見込み。

昨年から日本語版のベータテストに参加し検証を続けてきたアシストの執行役員 東日本技術本部長の星 博氏は「国内で270社以上に特権ID管理製品を導入してきた実績があります。当社が提供している特権ID管理ソリューションにCA PAMを取り込み融合させていきます。既存のCA SAM(Shared Account Manager)やCA PIM(Privileged Identity Manager)ユーザー向けに加え、新規導入を推進し、2018年度中に30社への販売を目指します」と説明した。

さまざまなCAソリューションと連携する

関連リンク

日本CA

プレスリリース

アシスト