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情報通信研究機構、「ナショナルサイバートレーニングセンター」を設置

情報通信研究機構(NICT)は4月3日、実践的なサイバートレーニングを企画・推進する組織である「ナショナルサイバートレーニングセンター」を4月1日に設置したことを発表した。これを受けて4月3日から、同センターにおいて、若手セキュリティエンジニアの育成を目的とした新規プログラムである「SecHack365」の受講生の募集を開始している。

■「ナショナルサイバートレーニングセンター」の取り組み
1.CYDERの開催規模の大幅な拡充(47都道府県で100回3000人実施予定)
2.2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の適切な運営に向け、大会開催時を想定した模擬環境下で行なう実践的なサイバー演習「サイバー・コロッセオ」の実施予定
3.若手セキュリティエンジニアの育成を目的として、NICTが若年層のICT人材を対象に、セキュリティの技術開発を本格的に指導する新規プログラムである「SecHack365」の創設

■「SecHack365」の特徴
「SecHack365」では、高等専門学校、大学等と連携しつつ、25歳以下の学生や若手社会人から公募を通じて40名程度を選抜し、1年をかけてセキュリティ技術の研究開発を指導することで、ハイレベルな人材を養成する。

国内各地での座学講座・ハッカソン開催、遠隔開発教育、コンテスト演習、先端的な科学技術企業の見学等の社会体験、第一線で活躍する国内外の研究者・技術者との交流等といった体験を通じて、受講生のそれぞれの志望に沿った形での能力開発を行なう。

上記の遠隔開発教育とは、受講生にNICTの研究用の遠隔開発環境へのアクセス権を付与し、1年を通じ、いつでもどこからでも開発に取り組むことができるようにするもの。受講生は、NICTが有する最先端の研究開発ノウハウや、大規模なサイバー攻撃観測網により収集した現実の攻撃データ等を活用して、社会的に未解決の課題にチャレンジする研究開発に取り組む。
 

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