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日本HP、PCを多層的に防御するセキュリティソリューションに新機能を追加

日本HPは4月20日、PCを多層的に防御するセキュリティソリューションの新機能を発表した。これらのセキュリティソリューション群は、同日発表の法人向けPC新製品に搭載され、日本HPでは、世界で最も安全で管理性に優れたPCを実現するとしている。

今回追加した新機能は、データを視覚的に保護する「HP Sure View」、不正Webサイトからのマルウェアやウィルス感染を防ぐ「HP Sure Click」、スマートフォンを利用してPCのセキュリティと利便性を高める「HP WorkWise」の3つ。また、Microsoft System Center Configuration Manager(SCCM)の認定を世界で初めて受けた管理ツールキット「HP Manageability Integration Kit」を提供することで、セキュリティと管理性を向上させる。

また、マルウェアなどにより攻撃されたMBR(マスターブートレコード)を修復する機能「HP BIOSphere」は、新たにGPT(GUIDパーティションテーブル)に対応する「HP BIOSphere Gen3」にアップデート。また、BIOSの自己修復機能「HP Sure Start」は「HP Sure Start Gen3」として、BIOSに侵入しようとする攻撃のランタイム侵入検知やBIOS設定変更の検知修復機能を提供する。

新機能の主な特徴は以下のとおり。

■「HP Sure View」
PC内蔵型プライバシースクリーン機能。ワンタッチで左右から見たPCのスクリーンを白濁させることで、ビジュアルハッキング(盗み見による機密情報の漏洩)を防止できる。この機能は「HP EliteBook x360 1030 G2」に搭載される。

■「HP Sure Click」
Bromium社と連携し開発した不正webサイト閲覧によるマルウェアやウィルス感染からPCを守るセキュリティソリューション。CPUの仮想化支援技術を利用した機能で、ブラウジングセッションをハードウェア的に完全に隔離されたマイクロ仮想マシン(micro-VM)内で実行する。そのため、マルウェア、ウィルスなどが組み込まれたサイトを閲覧した場合でも、ブラウザの他のタブ、アプリ、OSに影響を及ぼさない。当該タブを閉じると、マルウェア、ウィルスは自動的に除去される。この機能は「HP EliteBook x360 1030 G2」にウェブからのダウンロードで対応し、その後順次、対応製品を拡充する予定。

■「HP WorkWise」
PC管理機能と不正アクセス検知機能を提供するスマートフォンアプリ。スマートフォンのBluetoothとスマートフォンアプリを通して、認証機能だけではなく、スマートフォンからPCの温度や状況を確認することができる。例えば、ユーザーがスマートフォンとともにPCから離れたときに自動的にPCをロックし、近くに戻ったときにロック解除およびログインを実行。また、PCの温度やバッテリー残量などのステータスをスマートフォンで確認したり、ロック中のPCの移動や不正アクセスをスマートフォンに通知したりするという機能により、よりセキュアで効率的なPC利用を実現する。

■「HP Manageability Integration Kit」(HP MIK)
Microsoft System Center Configuration Manager(SCCM)認定を世界で初めて受けた管理ツールキットで、IT管理者によるHP BIOSやセキュリティポリシーの管理、ソフトウェアイメージの作成や配布、TPMのバージョン変更などのリモート管理を可能にするSCCM用プラグイン。ウェブからのダウンロードで提供する。
 

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