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シマンテック、「ノートン Wi-Fi リスク レポート」を発表

シマンテックは7月13日、Wi-Fiセキュリティに関する意識調査「ノートンWi-Fiリスクレポート(2017年版)」を発表した。その概要は以下のとおり。

このレポートでは、15か国1万5,000人以上を対象にフリーWi-Fiの利用状況と意識調査を実施。それにより、世界的な傾向として、人びとはフリーWi-Fiの危険性については認識しているものの、必ずしもその対策を十分に取っているとは言えないことが明らかになった。消費者は手軽で電波の強いフリーWi-Fiネットワークへ依存しており、ネット上で個人情報を危機にさらす行動をとっている。

日本における調査結果は以下のとおり。
・「フリーWi-Fiは安全ではない」と答えた日本人は全体の61%。調査対象地域の中で日本人は最もフリーWi-Fiの危険性を認識している。
・それにも関わらず、フリーWi-Fi接続中になんらかの危険な行動を取っている人は全体の71%。うち、フリーWi-Fiで銀行口座をチェックしたり金融情報を扱ったりしている人は13%、クレジットカード情報を入力している人は12%となった。

フリーWi-Fiの危険性を最も認識していながら、個人情報を守る最善の手段である「仮想プライベートネットワーク」(VPN)の認知は世界で最も低いことが分かった。
・世界で最もフリーWi-Fiの危険性を認識していながら、フリーWi-Fiに接続する際にVPNを利用している日本人はわずか22%にとどまる。
・48%がVPNについて「聞いたこともない」と回答。日本では、VPNの認知が世界で最も低く、浸透していないことが明らかになった。

・57%が友人宅、カフェ、ホテルでWi-Fiのパスワードを聞き出すと回答。うち、33%は到着して数分以内に聞き出すと回答しており、外出先でのWi-Fi利用を強く求めている。
・所有者の許可なく他人のWi-Fiネットワークにアクセスしたことがある人は19%。また、5%が他人のWi-Fiネットワークのパスワードを予測またはハッキングしたと回答している。

フリーWi-Fiネットワークへ依存する傾向は旅行の際に特に顕著となっている。
・強力なフリーWi-Fiに接続できるかどうかは、ホテル(61%)、カフェ・レストラン・バーなどの飲食店(45%)、利用施設(44%)、航空会社(42%)を決める際の重要な要因であると回答している。

■ネットで個人情報を守るためのノートンからのアドバイス
・ネットワーク名と接続方法を確認し、正規のWi-Fiスポットに接続しているかを確認
最も近いネットワークへ自動接続するようにWi-Fi設定をするのは禁物。接続の際は、利用するアクセスポイントを手動で選んで選択するようにする。

・フリーWi-Fi接続時にはVPNを利用する
信頼できるセキュリティソフトが提供するVPNを利用する。VPNは通信を暗号化してオンライン上の個人情報やデータを保護する。ノートンでは「ノートン WiFi プライバシー」を提供している。

・フリーWi-Fi接続時には、オンラインバンキングやオンライン取引を行なわない
これらの取引は、安全かつVPNで保護された環境で行うようにする。

・HTTPS対応(鍵マークのついたWebサイト)かどうかを確認
自分の使うサービスがHTTPSに対応(鍵マークのついたWebサイト)していない場合には、個人情報の入力を控えるようにする。ただし、HTTPS対応や鍵マークがついたWebサイトの場合にも、Wi-Fiネットワークが安全でない場合には個人情報が危険にさらされる可能性があるので十分に注意する。
 

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