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日本ネットワークインフォメーションセンター、ルートゾーンKSKロールオーバーに伴うインターネット利用の影響について注意喚起

日本ネットワークインフォメーションセンター(以下JPNIC)は8月2日、ルートゾーンKSKロールオーバー(鍵署名鍵の更新)に伴うインターネット利用の影響について注意喚起を行なった。その概要は以下のとおり。

現在ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によって進められているルートゾーンKSKロールオーバーに伴い、9月19日に一部のDNS応答のサイズが増大する作業が予定されている。これにより、利用環境によってはIPフラグメンテーションが発生し、インターネットの利用に遅延や接続できないなどの障害が起こる可能性がある。そのため、自身が運用している環境について確認し、DNS応答のサイズ増大に備える必要がある。

サーバー側でDNSSEC検証を有効にしている場合はもちろん、無効にしていてもクライアント側がDNSSECに関する問い合わせをしてくるケースなど、状況によっては本件の影響を受ける可能性がある。その他、明示的にDNSSEC検証を有効にしていなくても、デフォルトで有効になっている場合もある。

更新作業を進めているICANNは、インターネットユーザーの4人に1人に影響が及ぶ可能性を示唆しており、日本国内でも総務省をはじめ、各所から注意喚起がなされている。

JPNICのサイトにおいて、KSKロールオーバーの概要や、本件に伴う影響やその対応についての特設Webページをより詳しく更新したので、これを参考に、自身が管理するDNS、ネットワークの再確認を行なうことを推奨する。
 

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