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シマンテック、「メール経由の脅威、2017年版」英語版レポートを公表

シマンテックは10月5日、公式ブログにおいて、10月に発表されたISTR(インターネットセキュリティ脅威レポート)特別レポート「Email Threats 2017(メール経由の脅威、2017年版)」(英語)で、メール経由の脅威が他の感染経路に比べて2倍も高くなっている実態が報告されていると解説した。実際、メール利用者のうち9人に1人が、2017年の上半期に悪質なメールを受け取った経験があるとしている。しかも、業種によってはその確率がさらにはね上がり、例えば卸売業では4人に1人という高確率となっているという。

ビジネスメール詐欺(BEC)も、FBIの推定によると2013年下半期から2016年末までで被害額は50億ドルを上回っており、シマンテックの最近の解析でも、1か月でおよそ8,000社の企業がBECの標的になったことが確認されている。平均すると、1か月間に各企業が受け取るBEC詐欺メールの数は、1社あたり5通以上となる。

スパムの比率は2011年から少しずつ着実に下降していたが、減少傾向が底を打ち、再び増加に転じたことが、シマンテックの最近の調査で明らかになったという。データによると、2017年上半期のスパム率は54%を記録しており、これは受信箱に毎月届くスパムメールが前年比で約11通ずつ増えている計算になる。

スパムの比率は、一部の業種で特に高くなる傾向がある。例えば卸売業の一部の企業では、スパムの比率が全業種平均の2倍。といっても、卸売業だけが特別なわけではなく、製造業、小売業、建設業、鉱業など、前述の攻撃でも標的になっている業種のすべてで、スパムの比率は平均の1.5倍に達している。

「Email Threats 2017」は、このような最近のメールを取りまく脅威とその対処方法を伝えている。
 

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シマンテック公式ブログ