デジタル・インフォメーション・テクノロジー、エフセキュアと協業

デジタル・インフォメーション・テクノロジー(以下、DIT)は6月6日、自社の成長領域の一つであるセキュリティ分野の更なる拡大戦略として、エフセキュアとセキュリティ分野で全面的に協業することで合意したことを発表した。

エフセキュアは、企業向けのエンドポイントセキュリティ製品、サーバ向け対策製品といったセキュリティ製品に加え、ペネトレーションテスト、脆弱性診断、フォレンジックなどのサイバーセキュリティ製品とサービスをグローバルに提供するサイバーセキュリティ企業。

同社はかねてより侵入されることを前提とし、侵害を包括的に予測し、予防し、検出し、対応するため、専門家の知識と継続的に向上する技術の組合せが必要であることを訴えてきた。

DITは侵入された後の「検知、復旧」を特徴とする自社セキュリティ製品WebARGUS(システム改竄の瞬間検知・瞬間復旧)を4年前から提供しており、サイバーセキュリティの「防衛力安定化のための定期的な運用」部分において、サーバーの脆弱性の管理と対策をどのように提供していくかが課題となっていた。

今回、エフセキュア社との協業によって、両社の製品/サービスが補完関係を形成することになり、例えば万が一システムに侵入されシステムを改竄されたとしても、WebARGUSが瞬間検知・瞬間復旧を行なうことにより、システムの正常性を維持したまま、脆弱性診断、フォレンジックサービスなどの提供により迅速にセキュリティ対策と強化が可能になることに加え、企業全体のセキュリティ耐性の強化というシナジー効果が得られることになるとしている。
 

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