三井物産セキュアディレクション、特許取得技術を2つ搭載した国産ランサムウェア対策ソフトウェアを発売
- 2018/06/20 10:00
- SecurityInsight
三井物産セキュアディレクション(以下、MBSD)は6月18日、「ランサムウェアの検知および防御」の特許技術を2つ搭載したランサムウェア対策ソフトウェア「MBSD Ransomware Defender」を販売開始することを発表した。
今回、MBSDがランサムウェアの攻撃手法を研究し、取得した特許技術を活用。従来のようにランサムウェア本体のファイルやランサムウェアのふるまいだけで判断するのではなく、ランサムウェアの攻撃行為と暗号化により変更されるファイルの状態に着目することで、ふるまい検知回避、ヒューリスティック検知回避やサンドボックス検知回避などの検知回避技術を用いた攻撃が行なわれても不正な暗号化処理を防御し、1つのファイルも暗号化されることなくランサムウェアの脅威から顧客環境を守ることが可能な国産製品を作り上げたとしている。
■「MBSD Ransomware Defender」の概要
「MBSD Ransomware Defender」は、MBSDが取得したランサムウェア検知・防御技術の特許2つを搭載した、従来と全く異なる革新的な手法により、ランサムウェアの脅威を防ぐエンドポイント製品となっている。
●特徴
・特許技術を2つ搭載
・WannaCry、Bad Rabbit、NotPetyaをはじめ過去出現したランサムウェアは全て防御(MBSD調べ)
・パターンファイル等を使用せず、アップデート不要
・主要なアンチウィルスソフト製品と同居可能
・ひとつのファイルも暗号化させない