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ソフトバンク、AI搭載の脅威検出エンジンで未知の攻撃も検知するセキュリティソリューションを提供開始

ソフトバンクは6月22日、米Zimperium社が開発したAIを搭載した独自の脅威検出エンジンによって未知の攻撃にも対応できるモバイルセキュリティーソリューション「zIPS」を、法人向けサービスとして提供開始することを発表した。

「zIPS」はZimperiumのソフトウエアを活用した法人向けサービスで、iOS、Android搭載端末に対応し、ネットワークを経由した盗聴やシステムの改竄、標的型攻撃などによる脅威からモバイル端末を守る。

「zIPS」はウイルスなどの侵入経路や方法を問わず、モバイル端末内のOSのプロセス上で発生する不自然な挙動の兆候に着目して開発されたもので、AIを活用した独自の脅威検出アルゴリズムにより、既知および未知の攻撃を瞬時に検知することができる。また、脅威を検出すると同時にモバイル端末に警告を通知するため、企業は早急に有効な措置を取ることができる。

■「zIPS」の特徴
1.モバイル端末上で、デバイス内部の不正挙動やネットワーク側からのサイバー攻撃、不正アプリケーションによるサイバー攻撃を瞬時に検知
アプリケーションをモバイル端末にインストールするだけで、端末内部の不正挙動やネットワーク側からのサイバー攻撃、不正アプリケーションを経由したサイバー攻撃までを検出し、端末の利用者に瞬時に警告を通知する。

2.AIを活用した独自の検知エンジンで未知の攻撃検知も可能
過去のマルウエアのパターンを照合して検知する従来型の「パターンマッチング」と異なり、モバイル端末の不正な挙動に特化した検知エンジンとAIの機械学習から、端末のOSのプロセス上で発生する不自然な挙動を解析して脅威を検知するため、未知の脅威にも対応することが可能。これにより、外部からの各種攻撃に対してモバイル端末管理者が個別に対策を行なう必要はなくなる。

3.端末管理サービスとの連携によって、より強固な追加セキュリティ設定が可能
端末管理サービスと連携することで、リモート作業によるWi-Fiアクセスの切断や端末の初期化、マルウエアの自動削除など、セキュリティポリシーにのっとった対応が可能。
 

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