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エンカレッジ・テクノロジ、小規模システムにも対応可能なサーバーの統合セキュリティ対策ソフトウェアの最新バージョンを発表

エンカレッジ・テクノロジは6月25日、社内やクラウド上のサーバーに対する認証・アクセス管理、ログ収集&検査、ファイル入出力管理、パスワード管理などの統合的なセキュリティ対策のソフトウェア「ESS AdminGate」の最新バージョンV3.0を、販売開始したことを発表した。

「ESS AdminGate」は、Windows、Linuxといったサーバーに対するアクセス管理、ログ収集&不正アクセス検査、動画による操作記録などさまざまなセキュリティ対策が行なえるソフトウェアで、クラウドサービス事業者との提携によりIaaSサービスのオプション機能としてサービス提供を行っている。

■バージョン3.0の主な拡張点
1.より柔軟な運用を可能に
従来の申請・承認ベースによるアクセス許可に加え、特定ユーザーに対して特定のサーバーへのアクセスを定常的に許可する設定が可能になり、小規模な組織における適用が可能に。また、パスワードを変更するとシステムへ影響をおよぼすようなケースでは、パスワードを変更せずにアカウントを貸与することも可能になるなど、適用可能なシステムの条件を緩和した。

2.さらにセキュリティ対策機能を強化
管理対象サーバーのアカウントに対する定期パスワード変更を自動的に行なう機能を追加。これにより標的型攻撃などによりサーバーのパスワードが詐取され情報を持ち出されるなどのインシデントを防止することが可能。また、製品自体の安全性の向上策として、内部に保存されている操作記録データの暗号化にも対応。

3.運用性・使いやすさの改善
製品を利用する上での運用性も改善。新たに実装されたデータアーカイブ機能では、Web画面から簡単な操作で、蓄積された記録データの期間を設定し、外部ストレージにアーカイブとして保存することができるように。また、内部ストレージの空き容量やメモリー使用量の確認、メンテナンス用ログデータのダウンロードなどもWeb管理画面から簡単に行なえるようになった。

 

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