ソリトンシステムズ、セキュリティ運用自動化の「Phantom platform」を提供開始
- 2018/06/28 10:30
- SecurityInsight
ソリトンシステムズ（以下、ソリトン）は6月26日、自社で販売・開発するサイバーセキュリティ製品・サービスのさらなる運用効率の向上を目指し、米Phantom社と提携し、セキュリティ運用自動化の「Phantom platform」を提供することを発表した。また、従来提供していた米LookingGlass社の脅威情報サービスを連携できるAppsの開発も行なうという。
Phantom社が提供するセキュリティオートメーション・オーケストレーションプラットフォームは、例えばマルウェアかどうかの判断を自動化しセキュリティ製品間の連携を効率化させることで、これまで担当者が30分かかっていた作業を40秒に短縮できる。また、各社が提供するAppsを活用することで、幅広いサイバーセキュリティソリューションと連携する事が可能となる。
ソリトンは、2018年6月から、次世代型エンドポイントセキュリティソリューション「InfoTrace Mark II for Cyber Cloud」を「Phantom platform」にAppsとして提供する。これにより、SOCなど多くのセキュリティ製品を活用する組織が、最小限の運用人数と負荷で最大限の効果をあげられるようになることを期待しているとしている。