NTT Com、高速で高セキュリティのインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」を提供開始
- 2018/06/29 10:30
- SecurityInsight
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は6月27日、IPoE方式に対応した高速で高セキュリティな企業向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」を提供開始することを発表した。
■「OCN光 IPoEサービス」の特徴
1.ネットワーク混雑の影響を受けにくい高速な通信
IPoE方式は従来のPPPoE方式より大容量化した設備を利用するため、混雑しにくいネットワーク構成となっている。さらに、混雑の原因となりやすい個人客向けサービスのトラフィックを論理的に分離することで、ビジネスで必要となる高速で安定したインターネット利用環境を提供することが可能。
このサービスには、従来サービス比2倍の帯域設計となる「標準プラン」と、従来サービス比6倍の「ワイドプラン」があり、「ワイドプラン」ではWindows Updateによる通信を業務用の通信から分離できるため、Windows Updateが実行されている間でも、他の通信が安定して利用できるようになる。
2.導入は簡単、サポートも充実
サービスの利用にあたり、回線に接続するだけで必要な設定が自動的に行なわれるIPoE対応ルーターをレンタルで提供する。
故障が発生した際には、「OCN」のネットワーク/「フレッツ 光ネクスト」/IPoE対応ルーターのいずれに原因がある場合でも、24時間365日、ワンストップで受け付けし、故障区間を特定する。オプションサービスのオンサイト保守(24時間365日対応)を契約している場合には、4時間以内にIPoE対応ルーターの設置場所へ駆けつけ、交換対応を行なうことも可能。
3.固定/動的のグローバルIPv4アドレスを提供
利用用途に合わせて、固定/動的、いずれかのグローバルIPv4アドレスを選べる。固定IPアドレスを利用すると、送信元IPアドレスによるセキュリティ認証や、防犯カメラなどの遠隔管理を行なうことができる。
4.クラウド型セキュリティ機能をセットで提供
NTT Comのクラウド型セキュリティ機能をパッケージ化した「OCN光 IPoE vUTMセット」も提供。
推奨のセキュリティポリシーがあらかじめ設定されているため、複雑な設定をすることなく安心してインターネット接続を開始することができる。また用途に応じてセキュリティポリシーをオンラインで設定できる機能や、不正の検知ログ/ブロックログといったセキュリティ対策の見える化機能を、ポータルサイト上で提供する。