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デージーネット、スパムメール対策ソフトウェアに、DMARCなどの送信者認証と連携したスパム対策を追加

デージーネットは7月11日、スパムメール対策ソフトウェア「SpamGuard」に、DMARCなどの送信者認証と連携したスパム対策を追加することを発表した。

SpamGuardは、インターネットサービスプロバイダ用に開発されたスパムメール対策ソフトウェアで、大量にメールを送信してくるスパムメールの送信元を自動的に検知し、一時的にメールの受信を遮断。メールサーバーが大量のスパムメールを受信し、処理できなくなってしまうことを防ぐことが可能になる。

SpamGuardとDMARCを連携することで、送信者認証が通らない送信元をスパム送信元として学習し、メールを受け取らないようにすることが可能になる。DMARCのみを利用した場合、受信したメールに対して受け取るかどうかを決めることになる。そのため、同じサーバーから別のスパムメールが送信されてきた場合、再度、送信者認証をすることになる。もし、大量のスパムメールが送られてきたら、メールサーバーの負荷が高まってしまう。

SpamGuardでは、ホストやネットワーク単位で制限値を設定し、それを超える大量のメールを送信してくる相手に対し、メール受信をブロックする仕組みとなっている。SpamGuardを利用することで、DMARCの認証が通らない送信元の制限値を厳しくすることで、送信元ごとに受信制限を行うことが可能になる。

 

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