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ラック、サイバー攻撃からの防御能力を飛躍的に向上させる脅威情報の提供サービスを開始

ラックは7月12日、現場から独自に集積・分析したサイバー攻撃の脅威情報「JLIST」を提供するサービスを8月1日から開始することを発表した。このサービスは、セキュリティ監視、マルウェア分析、技術研究の3つの精鋭部門における膨大な知見をまとめてデータベース化し、独自の脅威情報「JLIST」として提供するというもの。

「JLIST」は、日本最大級のセキュリティ監視センター「JSOC」が提供するセキュリティ監視サービスやマネージド・ディテクション・アンド・レスポンス(MDR)といったサービスのほか、日本を標的としたマルウェアによるインシデント情報を扱うACTR(Advanced Cyber Threat Research Center)、研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」での研究過程で得られた攻撃情報など、ラックのセキュリティ専門家が日本国内で確認した脅威情報を中心に構成されている。

特にJSOCにおいては、大手をはじめとする900を超える企業・団体において、サイバー攻撃の情報収集・分析を24時間365日行なっており、JSOCでしか得られない最新の日本特有の脅威情報を有している。

市販製品に対し「JLIST」を付加することで、市販製品が得意とするワールドワイドな脅威情報に加え、日本特有の攻撃などへの対応が強化され、巧妙なサイバー攻撃に対する防御能力の飛躍的な向上が期待できるとしている。
 

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