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Avast、日本市場向けに行ったルーターのセキュリティに関する調査結果を発表

Avastは7月20日、日本市場向けに行ったルーターのセキュリティに関する調査結果を発表した。この調査は、見過ごされがちなルーターのセキュリティの問題を消費者により深く理解してもらう目的で実施したという。

調査の結果、日本人の37%はルーターのウェブ管理ページにログインし、工場出荷時のログイン認証情報を変更したことが一度もないと回答。また31%は、ルーターのウェブ管理ページにログインしたことがあるものの、出荷時の初期設定のログイン認証情報を変更せず使用し続けていた。

ウェブ管理ページのログイン認証情報を変更したことがある回答者は全体のわずか32%となり、ウェブ管理ページにログインしたことのある人のうち、43%はルーターのファームウェアをアップデートしたことがないと回答した。

今回の調査は、こうした攻撃がルーターのセキュリティに対する消費者の理解の低さを悪用していることを明らかにしている。実際に、日本人の69%はルーターの管理ページにログインし、アップデートを確認するのは年に1度かそれ以下であると回答している。さらに、44%はルーターにファームウェアがあることすら知らなかった。
 

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