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日本CADとネットチャート、セキュリティアプライアンス「IntraGuardian」シリーズの新たなラインアップとしてUTM機能を搭載した「IntraGuardianSmart」を販売開始

日本シー・エー・ディー(以下、日本CAD)とネットチャートは7月25日、日本CADの不正端末接続防止アプライアンス「IntraGuardian2⁺」にアンチウイルス、URLフィルタリング等のUTM機能を追加した新製品「IntraGuardianSmart」を開発し、ネットチャートを総販売元として7月31日に発売することを発表した。

「IntraGuardian2⁺」は、社員の私物ノートPCなど、登録のない端末による社内ネットワークへの不正接続を防止するアプライアンス製品となっている。今回提供を開始する「IntraGuardianSmart」では、これにUTM機能を追加することにより、登録済みの端末による不正なWebアクセス、ウイルスのダウンロードなどの異常な振る舞いを検知して、遮断することが可能となる。

また、インターネットイニシアティブ(IIJ)の特許技術「SMFv2」を採用した自動設定機能(オートコンフィグ)により、機器を購入後、LANケーブルを差し込むだけで自動的にクラウド上の管理コンソールやSky社のクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」サーバーに接続されるため、エンジニアによる初期設定や設置作業にかかる手間やコストを削減することができる。またこの製品は、オフィスセキュリティだけでなく、IoT機器向けのセキュリティゲートウェイとしての活用も可能となっている。

■「IntraGuardianSmart」の特徴
1.簡単導入
クラウドから自動的に設定情報をダウンロードするため、購入後の面倒なネットワーク設定を行なう必要がない。現地へのエンジニア派遣の必要がなく、導入コストを大幅に削減することができる。

2.簡単設定
分かりやすいクラウドコンソールを無償で提供するため、これまでのUTM製品のような複雑な設定を行なわなくても、すぐにセキュリティ対策を開始することができる。またSKYSEA対応版は、SKYSEA Client Viewと連携することにより、標準のクラウドコンソールではなく、SKYSEA Client Viewによる一元管理が可能。

3.より安全なシステム
通過する不正通信の遮断のみを行なう従来型のUTMに比べ、ネットワークに存在する不正端末を排除することができるため、さらに安全なネットワークを構築できます。

4.安心できる管理サービス
クラウドコンソールはユーザだけでなく、導入を支援したSI事業者もリモートから操作可能なため、フルマネージドサービスとしてSI事業者に運用を任せることも可能。
 

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