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エレコム、トレンドマイクロ社製ウイルス対策機能を搭載したUSB3.0対応の法人向けセキュリティポータブルHDDを発売

エレコムは7月31日、トレンドマイクロ製のウイルス対策機能「TMUSB2.1」を搭載したUSB3.0対応の法人向けセキュリティポータブルHDD「ELP-ST3シリーズ」を8月中旬に発売することを発表した。その特徴は以下のとおり。

・パスワードロックと自動暗号化による情報漏洩対策機能に加え、HDDに保存されるファイルのウイルスチェックを自動的に行なうトレンドマイクロ社製「TMUSB2.1」を搭載し、ウイルスが検知されるとファイルを隔離。

・HDDの健康状態をPC画面上のアイコンで通知し、大切なデータの消失防止、製品買い替え時期の参考にすることが可能。

・多彩な管理機能に加え、オプションの管理者用ソフトウェアを使用することで、さらに充実した管理が可能。

・紛失/盗難時の情報漏洩対策として「パスワードロック機能」を搭載。ソフトウェアのインストールやパソコンの設定を変更することなく簡単に使用可能。

・パソコンにポータブルHDDを接続するとパスワード認証画面が自動で起動し、手動による操作は不要。

・HDDにデータを書き込むとAES256bitで自動的にデータを暗号化する「ハードウェア暗号化機能」を搭載。データは暗号化された状態でHDDに保存されるため、本体を分解して直接データを取り出そうとしても、解読しない限り閲覧が不可能。

・最新のウイルス定義ファイルをダウンロードし、ウイルスチェック機能を利用できる3年ライセンス付き。

・ウイルス検知情報やウイルススキャン機能に関する情報はログとしてHDDに保存。ウイルス検知した場合など、管理者はログを確認することで詳細な情報の把握が可能。

・ライセンスの更新は、更新したいポータブルHDDのS/Nを指定し、管理者が申し込むだけで更新可能。インターネット経由で自動更新されるので、ユーザー自身は更新作業が不要。

・USB2.0の「10倍」以上の高速データ転送を実現する「USB3.0」に対応、USB2.0/1.1のパソコンでも使用可能(転送速度はパソコン側のポートに依存)。

・パスワードポリシー(パスワードの文字数など)の変更や、使用できるパソコンの制限など、セキュリティポリシーのカスタマイズが可能。

・パスワードを忘れてしまった場合でも、管理者がパスワードをリセットしてデータの取り出しが可能。遠隔地にあるポータブルHDDのパスワードもリセット可能。

・管理者用ソフトウェア「Security USB Manager(HUD-SUMA)」で設定した内容を、ポータブルHDDの生産時に書き込むサービスや、資産管理ソフトへインポートするUSBシリアルリストを提供するメニューも用意。
 

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