SecurityInsight | セキュリティインサイト

ファイア・アイ、「Endpoint Security」ソリューションに機械学習エンジン「MalwareGuard」を追加

ファイア・アイは8月13日、「FireEye Endpoint Security」に機械学習をベースとした検知・防御エンジン「MalwareGuard」を追加したことを発表した。

「MalwareGuard」は、未知の脅威を含むサイバー攻撃を阻止し、顧客情報、機密情報、および知的財産の保護を強化することが可能。この機能は「FireEye Endpoint Security」エージェントに統合され、同製品の既存ユーザーは追加料金なしで利用可能。未導入の企業を対象とした無償トライアル版も用意されている。

「MalwareGuard」が加わったことで、「FireEye Endpoint Security」には機械学習(MalwareGuard)、行動ベース(ExploitGuard)、シグネチャベース(Malware Protection)、インテリジェンスベース(IOC)の4つの統合エンジンが搭載されることとなり、多層防御によって既知および未知の脅威からユーザーの環境を保護。これらのエンジンは、ファイア・アイ独自の高度な脅威インテリジェンスによって継続的にアップデートされており、進化する脅威に対応し続けられるよう設計されている。

 最新の機械学習機能に加え、「FireEye Endpoint Security」にはより高度な管理をしながら、アラートから修正までのプロセスを簡素化する新機能が搭載されている。新機能の詳細は以下のとおり。

・ポリシーマネージャ:異なるレベルのアクセス権を容易に設定できる、強力なエンタープライズ管理機能により、管理者はセキュリティとパフォーマンスに対するニーズのバランスを取ることができる。

・アラートワークフローアップデート:重要なアラートに迅速に対応する上で必要なコンテキストを提供。

・クラウドアイデンティティとアクセス管理:クラウドベースの導入環境で、より高水準な認証を実現。
 

関連リンク

プレスリリース