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カスペルスキー、製品統計データから1か月間で約2万3,000台のAndroid端末が紛失・盗難が明らかに

カスペルスキーは8月15日、Android向けのカスペルスキー製品の統計データを分析したところ、1か月間で約2万3,000台のAndroid端末が紛失または盗難に遭った可能性があることが明らかになったと発表した。この統計は、今年6月13日から7月12日までの期間、「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android」のユーザーによって全世界から送信された、盗難・紛失対策機能が起動した数に基づいて算出しているという。

また、Kaspersky Labが行なった別のオンライン調査結果によると、世界全体の回答者のうち4%が端末の紛失または盗難を経験している。端末の紛失・盗難経験者のうち半数以上(57%)が該当端末をAndroidスマートフォンと答えており、その後にノートパソコン(29%)、iPhone(21%)と続いた。紛失・盗難にあった端末は平均485米ドルの価値があると回答している。

紛失や盗難のリスクが高まっている中で、Kaspersky Labの別の調査結果では、端末の保護のために盗難対策機能を利用しているユーザーはわずか22%しかいなかった。
 

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