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キヤノンS&S、ネットワークセキュリティを強化して中堅・中小企業の「働き方改革」を支援する「お手軽認証ソリューション」を提供開始

キヤノンシステムアンドサポート(以下、キヤノンS&S)は8月23日、電子証明書認証を活用して中堅・中小企業のネットワークセキュリティを強化する「お手軽認証ソリューション」を8月29日から提供開始することを発表した。

このソリューションは、電子証明書を認証するためのアプライアンス「NetAttest EPS」(ソリトンシステムズ社)と「FortiGate」「FortiAP」(フォーティネットジャパン社)を連携するだけで、電子証明書が発行された端末に限り、VPN接続や無線LANアクセスを許可できるため、セキュアなオフィスのネットワーク環境を構築することができる。

「NetAttest EPS」は200ユーザーまで登録可能な中堅・中小企業向けモデルで、アクセスが許可された端末への電子証明書の発行や運用管理が行なえる。「FortiGate」で「FortiAP」を管理することで、特定の「FortiAP」に集中するアクセスを他の「FortiAP」に自動分散させるなどの便利な機能も装備している。

テレワークや外出先でのモバイルワークの端末はVPN接続することで、オフィスでのネットワーク環境と同様に、「FortiGate」が提供するファイアウォール、アンチウイルス VPN、不正侵入防止、アプリケーション制御、Webフィルタリングといった強固なセキュリティ機能を利用することが可能。さらに、「SKYSEA Client View」(Sky社)をユーザーの環境や状況に応じて組み合わせ、不正アタックのログの収集や監視にも活用でき、セキュリティを強化する。

ソリューションのサポートは全国約180か所の拠点を持つキヤノンS&Sが担当し、製品ハード保守に加え障害切り分け保守サービスを提供。障害発生時にはサポートセンターで障害切り分けを行ない、ハードウエア保守対象機器の修理や交換だけでなく必要に応じて技術員を派遣する。

■「お手軽認証ソリューション」の特徴
・「NetAttest EPS」は、管理者によるWeb管理画面での簡単な操作で、電子証明書の発行・失効、アクセスのON/OFFの切り替えが可能。

・「NetAttest EPS」と「FortiGate」を連携させることで、VPN設定やID/Passwordが漏洩しても証明書を持っていない端末はVPN接続ができない。

・「NetAttest EPS」と「FortiAP」を連携させることで、漏洩リスクが高いパスコード管理の必要がなく、証明書認証によるセキュアな無線LAN環境を維持することができる。

・「FortiGate」がコントローラーとなり「FortiAP」を管理することが可能。

・「SKYSEA Client View」を連携させることで、インターネット利用時は社内の「FortiGate」経由のアクセスを強制するようになり、Free Wi-Fiなどの危険性のある経路からのインターネット接続を禁止することができる。
 

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