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デジタルアーツ、企業・官公庁向けメールセキュリティソフト「m-FILTER」にホワイトリストデータベースを構築

デジタルアーツは9月4日、企業・官公庁向けメールセキュリティソフト「m-FILTER」において、送信元偽装メールの判定ができるホワイトリストデータベース(以下、ホワイトリストDB)を構築したことを発表した。受信したメールの送信元情報を照合することで、送信元偽装メールをより強固にブロックできるようになり、安全なメールのみが受け取れる環境になるとしている

今回新たに確立したホワイトリストDBは、「m-FILTER」Ver.5で送信元の安全性を判定する機能で、昨年9月にリリースした企業・官公庁向けWEBセキュリティソフト「i-FILTER」Ver.10の「クラウドルックアップ機能」を、「m-FILTER」でも応用したものとなっている。

このホワイトリストDBは、デジタルアーツが安全な送信元であると確認したホワイトリスト情報を蓄積したもの。「m-FILTER」を利用しているユーザーは、メールを受信する前にこのホワイトリストDBで照合し、安全と確認されたメールのみを受信できる。ユーザーは受信メールが偽装されたメールであるかどうかを意識せず、安心して閲覧することが可能になる。さらに、このホワイトリストDBでは、常に高い網羅率を維持するため、受信したメールのドメインやIPアドレスといった情報を自動的にクラウドデータベースにアップロードし、弊社で正常性を確認したうえで配信する。

 

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