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IIJ、マクロが含まれた添付ファイルを検知する「マクロ除去フィルタ」を提供開始

インターネットイニシアティブ(IIJ)は9月6日、クラウド型の統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」の機能を拡充し、メールに添付されたマクロを含むファイルを検知し、ユーザーの設定によりマクロの除去や添付ファイル自体の削除を行なうことでマルウェアの感染リスクに対処する「マクロ除去フィルタ」を9月8日から提供開始することを発表した。

「IIJセキュアMXサービス」では、送受信におけるさまざまなフィルターを提供しており、これらによる多重チェックを行なうことで、あらゆる脅威への対策が可能となっている。新たに、マクロを含んだファイルを検出する「マクロ除去フィルタ」機能を追加することで、管理者は受信者へのメールに対し、添付ファイルのマクロの除去や注意喚起のタグ付けなど、自社のポリシーに合わせた対策が可能となる。また、このフィルターは基本機能での提供であるため、追加の費用は発生せず、設定を完了すればすぐに利用を開始できる。

■「マクロ除去フィルタ」の主な機能
○マクロが含まれた添付ファイルを検知し、以下のいずれかの処理を実行
 ・ファイルからマクロを除去し、配送
 ・添付ファイルを削除し、メール本文のみを配送
 ・件名に注意喚起等のタグ付けをし、配送
○マクロを除去していないオリジナルメールを隔離領域に保存

■対象となるファイル
・Microsoft Word
・Microsoft Excel
・Microsoft PowerPoint
・Just Systems 一太郎
・Portable Document Format

 

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