ALSI、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection」を販売開始

アルプス システム インテグレーション(ALSI)は9月6日、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection」を9月25日に発売することを発表した。

「InterSafe FileProtection」は、多様化するユーザー環境に対応するため、従来の暗号ドライバを刷新し、新しいアーキテクチャの暗号化エンジンを搭載。これにより、多様な大規模ストレージや資産管理製品導入環境との親和性を向上したほか、ファイルの暗号化処理速度を従来製品の2倍に高速化し、パフォーマンスも向上したとしている。

■「InterSafe FileProtection」の特徴
1.独自開発の新暗号化エンジンで高速処理・マルチプラットフォームを実現
多様なプラットフォーム(OSやファイルエンジン)に対応するため、独自開発した新暗号化エンジンを搭載。Windowsの機能を利用することなく、独自のフィルターモジュール内でオリジナルデータ、暗号ファイルデータを分離して管理・処理を行なうことができるため、マルチプラットフォームを実現する。暗号化は、従来製品で採用していたWindows標準のLFS形式から独自形式に変更。暗号化後の処理がシンプルかつ高速化され、パフォーマンスが向上する。

2.場所を問わず、通常のファイル操作で暗号化を実現
作成されたファイルは、保存した時点で自動的に暗号化することができる。権限が付与されている場合、暗号化されたファイルは、内部環境(同一組織内)であればダブルクリックをするだけでファイルを閲覧することができ、「InterSafe FileProtection」のない外部環境では、閲覧することができない。万が一ファイルが外部に流出してしまった場合でも、高度な暗号化技術により情報漏洩を防ぐことができる。利用者は暗号化や閲覧時に特別な操作をする必要がなく、拡張子(アイコン)も変わらないため、利便性を損なうことなくファイルを使用することができる。

3.使いやすさを保ったままセキュリティ向上を実現
ファイルの閲覧や編集、コピー、印刷など、必要な人に必要な権限を設定できる。閲覧可能期間を端末側で設定することも可能。このほか、セキュリティフォルダへの自動バックアップ(ランサムウェア対策)や、暗号化ファイルのウイルススキャン対応、フォルダ単位での暗号化/非暗号化設定など、使いやすさとセキュリティ向上を両立する機能を多数搭載。
 

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