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NTTデータ、製造・インフラ事業者の制御系システムへのサイバー攻撃対策を支援

NTTデータは9月27日、イエラエセキュリティおよび神戸デジタル・ラボと、プラント制御や製造ライン管理等のような制御系システム向け脅威分析サービスの提供を目的とし、業務提携することで合意したことを発表した。

このサービスは、製造やインフラ事業者の制御系システムへ疑似攻撃を試み、侵入経路や攻撃プロセス、それにより引き起こされる被害状況等をレポートとして提供するとともに、脆弱性に対処するためのコンサルティングやシステム構築まで一元的なサービスを提供する。企業は、このサービスを利用することで自社固有の制御系システムの弱点を補い、サイバー攻撃の被害を抑えて安定的に業務を継続することが可能となるとしている。

■脅威分析サービスの概要

このサービスは、製造やインフラ事業者の制御系システムに対する疑似攻撃、発見された脆弱性へ対処しセキュリティを強化するためのコンサルティング、システム構築を一元的に行なう。疑似攻撃においては、イエラエセキュリティ、神戸デジタル・ラボに在籍する技術者が、攻撃者と同じ目線で制御系システムへの攻撃を試み、その過程で得られた情報も活用しながら、検証対象システムにおける侵入経路を動的に探索する。

NTTデータはユーザーによる検証計画の策定や攻撃シナリオの設計を支援し、攻撃プロセスや得られた結果をレポートとして提供するとともに、コンサルティングからシステム構築までセキュリティ強化のための一元的なサポートを行なう。

 

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