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セラクとトレンドマイクロ、農業IoTサービス「みどりクラウド」にIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」を実装

セラクとトレンドマイクロは10月4日、農業IoTの分野で提携し、セラクが提供する農業IoTサービス「みどりクラウド」のセキュリティ対策として、トレンドマイクロのIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」(以下、TMIS)を実装することを発表した。

セラクは農業IoTサービス「みどりクラウド」の次世代機能として、温度センサーなどさまざまなセンサーから取得し蓄積したデータをAIを使って分析し環境制御機器と連動させることで、圃場の環境変化や最適な生育環境の実現に対しボイラーや窓の開閉装置などを動作させ、圃場環境を最適にコントロールする「環境制御サービス」を11月15日から提供を開始する。

このサービスでは、作物の生育に直接的に影響を与える環境コントロールを遠隔操作で行なうことから、これまで以上にセキュリティを高め、ネットワーク経由で脆弱性を狙うサイバー攻撃による誤動作や第三者による不正な操作などのリスクを最小限に留めておくことが重要になる。そこでセラクは、制御対象機器をコントロールするIoTゲートウェイ「みどりボックス」のセキュリティを高めるため、「TMIS」の採用に至った。

トレンドマイクロの「TMIS」は、IoT機器に組み込むことで、ネットワーク経由で脆弱性を狙うサイバー攻撃を防御する。今回「TMIS」の特徴である、IoTゲートウェイに柔軟に組み込むことができる点、脆弱性スキャンや仮想パッチの適用など必要なセキュリティ機能が備わっている点、クラウド型セキュリティ基盤と連携することでより迅速な防御を実現できる点の3点が、「みどりクラウド」に組み込む際に大きな利点となったとしている。

 

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