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大日本印刷、関西情報センター賛助会員企業向けに「イスラエルのサイバーセキュリティ訓練を集中的に学ぶ体験型実践演習トライアル」を開催

大日本印刷(以下、DNP)は10月9日、一関西情報センター(KIIS)の賛助会員企業に対し、10月18日に「イスラエルのサイバーセキュリティ訓練を集中的に学ぶ体験型実践演習トライアル」をDNPの大阪の拠点(なんばSSビル)で開催することを発表した。

DNPは2016年3月に、サイバー攻撃等の脅威に対抗するため、サイバーセキュリティ技術者を集中的に訓練、養成を目的としたサイバーナレッジアカデミー(CKA)を開講。イスラエルのイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)社の訓練システム「TAME Range」を活用し、実際に発生した事案をリアルに再現したシナリオ体験型実践演習で訓練・学習できるコースを提供している。

一方KIISでは、最新のサイバーセキュリティ情報を共有し、地域全体のセキュリティレベルを向上させることを目的に、「KIISサイバーセキュリティ研究会」を2017年度より開催している。今回、この研究会の座長からDNPに対し協力要請があり、演習を実施することになったという。

■開催概要
●コース1:サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース(CIRM)1日ダイジェスト版
通常5日間の演習コースを1日に圧縮し、実際に発生しているサイバー攻撃事案をリアルに再現した攻撃シナリオを訓練環境で体験することで、インシデント対応の考え方を身に付ける。
・定員12名

●コース2:ディシジョン・メーカーコース
コース1の演習を見学するとともに、昨今のサイバー攻撃事案に即して、CIO、CISO、CSIRTリーダーを担う参加者に向けて、インシデント対応に関する基礎的な知識と技能を提供する。
・定員20名

※コース1・2とも、「KIISサイバーセキュリティ研究会」への会員登録が必要。

■今回実施する実践演習の特徴
1.開催日数、演習内容をカスタマイズ
受講目的や受講者の保有スキルに合わせて、レギュラーコースの内容をカスタマイズ。
2.遠隔(リモート演習)モデルとして、大阪で初めて実践演習を実施

 

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