キヤノンITS、不正侵入を検知・防御する「IDS/IPSサービス」を提供開始

キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は10月17日、自社が運営する西東京データセンターを利用したクラウドサービス「SOLTAGE」やホスティングサービスのユーザーを対象に、不正アクセスを侵入検知・侵入防御する「IDS/IPSサービス」を提供開始することを発表した。

このサービスは、ティア4レベルのファシリティを備えた西東京データセンターを利用したクラウドサービス「SOLTAGE」やホスティングサービスのユーザーを対象に、キヤノンITSがユーザーの代わりにIDS/IPS機能提供機器を用意・管理。具体的には、西東京データセンターのネットワーク上に設置された不正侵入検知・防御システムにより、ユーザーのネットワークに対するトラフィックを常時監視する。検査の結果、不正侵入を検知した際には自動的にユーザーへの通知や防御を行なう。

■「IDS/IPSサービス」の特徴
1.安心・安全の導入と保守・運用への意識が不要
キヤノンITSがIDS/IPS機能をサービスとして提供するため、防御対象サーバーへのソフトウェアのインストール作業は不要。また、機器のメンテナンスやリプレース計画の検討、障害対応といった保守・運用を意識することなくセキュリティを強化することがでる。

2.サーバーへの負荷「0」
ネットワーク型で提供するため、防御対象サーバーのリソースを消費しない。また、サーバーのリプレースやバージョンアップにより更改された場合も、ソフトウェアの再インストールやバージョンアップは発生しない。

3.基本料金内で月次レポートの提供
検知/防御件数と攻撃の送信元IP、送信先IP、検知した攻撃の解説サイトのURLを届ける。また、同一セグメント内であれば、防御対象のサーバーが増えても費用が追加発生することはない。

 

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