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カスペルスキー、ゲーム形式の対サイバー攻撃演習シリーズの「運輸版」を提供開始

カスペルスキーは10月18日、サイバー攻撃による重要インフラへの影響をゲーム形式で体験しながらその対策を学習できる対サイバー攻撃演習「Kaspersky Interactive Protection Simulation」(KIPS)シリーズの新シナリオ「運輸版」を提供開始することを発表した。運輸業をはじめとする重要インフラ事業者を主な対象とし、パートナー経由で販売する。

新シナリオの「運輸版」では、運輸業のITセキュリティ部門の社員として、クライアントへの貨物の運輸プロセスにおけるサイバーセキュリティを保持する業務を体感。輸送を請け負う運輸業固有のビジネスシステムを再現し、計量システムへのサイバー攻撃や実際のサイバー犯罪集団の手口もシナリオに取り入れることで、臨場感のあるリアルなサイバーインシデントの体験と対策が学べるようになっている。

KIPSはこれまでに浄水場、発電所、一般企業、自治体、銀行、石油ガスの各シナリオを日本語で提供しており、ゲームボードを活用した集合形式とオンライン形式の2種類の実施方法が選択できる。
 

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