ALSOK、システムに影響を与えず、工場やプラント等の制御システムにも対応したネットワーク診断サービスを提供開始
- 2018/10/24 10:00
- SecurityInsight
ALSOKは10月22日、ネットワーク内部に侵入したウイルスやセキュリティホールになり得るリスクの高い通信の有無を診断する「情報セキュリティ診断サービス」を開始することを発表した。
このサービスは、アズビルセキュリティフライデー社が開発したネットワーク監視ソフト「VISUACT-X」を活用してネットワーク内の通信を診断する。診断では対象のネットワークに監視用端末を設置して一定期間通信のモニタリング行ない、そこで検出された不審な通信を分析の上、レポートにまとめて報告する。
■「情報セキュリティ診断サービス」の特徴
１，ネットワークに影響を与えない
監視用PCは、ネットワークを流れるデータのコピーを受信するため、ネットワーク側へデータを送信することがない。そのため、ネットワークに影響なく診断をすることが可能であり、制御システムなどのウイルス対策ソフトの導入が困難なシステムにも容易に利用できる。
２．スポット利用と継続的な監視システム提供の選択が可能
このサービスはシステムの状態を把握するスポット型のサービスのため、常時監視が必要なサービスに比べ、価格を抑えて利用できる。また、ウイルス感染が疑われる通信や、ウイルス感染の原因となる欠陥（脆弱性）の存在を示す通信の有無までを調べる無料お試し診断や、常時自社で監視したいというユーザー向けのシステムも用意している。