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IPA、「情報セキュリティ対策ベンチマーク バージョン4.7」と「診断の基礎データの統計情報」を公開

IPA(情報処理推進機構)は10月26日、「情報セキュリティ対策ベンチマーク バージョン4.7」と「診断の基礎データの統計情報」を公開した。

IPAは、2005年8月からIPAのWebサイトで公開している「情報セキュリティ対策ベンチマーク」の診断の基礎データを最新のデータに入れ替え、バージョン4.7として新たにサービスを開始した。

情報セキュリティ対策ベンチマークは、組織の情報セキュリティ対策の取組状況と企業プロフィールを回答することにより、他社と比較して、セキュリティ対策の取組状況がどのレベルに位置しているかを確認できる自己診断システムとなっている。

診断時の回答項目は、ISMS認証基準(JIS Q 27001:2006)附属書Aの管理策をベースに作成しており、ISMS適合性評価制度を用いるよりも簡便に自己評価することが可能。このシステムのバージョン4.7では、情報セキュリティを巡る環境変化や対策レベルの変化を勘案し、診断の基礎データを最新8年6カ月分のデータに入れ替え、英語バージョン4.7も同時に公開した。

■「診断の基礎データと統計情報」
情報セキュリティ対策ベンチマークでは、Web上の質問に答えると、散布図、レーダーチャート、スコア(点数)などの診断結果が自動的に表示される。このシステムで実際に診断を行なった企業の診断データに基づき、自社の対策状況を他社の対策状況と比較することができる。

今年9月30日現在、利用件数は4万1000件を超え、診断の基礎データとして提供されたデータの件数(再診断を含む)は12,930件。バージョン4.7では、2010/4/1~2018/9/30の8年6カ月間に提供された診断データの重複等を整理し、6,357件を診断の基礎データとして用いる。

また、この6,357件の診断データを統計処理した情報をまとめた参考資料1には以下のデータを掲載している。
・情報セキュリティ対策ベンチマーク利用状況
・グループ別平均値と望まれる水準
・企業規模別平均値と望まれる水準
・業種別平均値と望まれる水準
 

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