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クリエーションライン、Aqua Security社のコンテナ向けセキュリティ製品を国内展開支援

クリエーションラインは10月25日、イスラエルAqua Security Software社のコンテナ向けセキュリティ製品「Aqua Container Security Platform」の日本国内での取り扱いについて同社と同意したことを発表した。同意に基づき、「Aqua Container Security Platform」の国内販売はソフトバンク コマース&サービスが販売代理店となり、クリエーションラインは導入・運用にあたっての開発支援、技術サポート、そして3社の連携によりサービス提供を行なう。

コンテナ技術とは、OS上に他のプロセスから隔離されたアプリケーション実行環境を構築することで、仮想的な動作環境をより少ないコンピュータリソースで実現する技術。アプリケーションが安定して稼働する環境を高速かつ簡単に構築できる。スマホアプリやウェブサービスなど短時間でユーザーの声を反映させ改良するなど、高速なリリースサイクルが求められるサービスと相性がよく、利用の拡大が期待されている。

■「Aqua Container Security Platform」の特徴
・コンテナ環境でのセキュリティ確保
コンテナ環境では動的にコンテナが他のシステムと連携しながら起動するため、既存のセキュリティ製品では対応ができない。「Aqua Container Security Platform」は、コンテナ環境を前提に必要となるセキュリティ機能を提供する。

・DevSecOps
コンテナイメージの作成、配置、運用までDevOpsのライフサイクルに一貫したセキュリティポリシーを提供し、DevOps環境のセキュリティ管理を容易にする。

・PCI-DSS対応
クレジットカード情報を扱うサービスをコンテナ化するにはカード情報セキュリティの国際統一基準であるPCI-DSS対応が必須となる。コンテナ環境でのセキュリティ確保の機能をベースに、「Aqua Container Security Platform」はPCI-DSS対応に必要となるデータアクセス保護の強力な機能を提供する。
 

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