ヤフー、Yahoo!メールのフィッシングメール対策として、企業などのブランドアイコンを表示する取り組みを開始
- 2018/10/31 11:00
- SecurityInsight
ヤフーは10月30日、運営するメールサービス「Yahoo!メール」において、メールセキュリティ強化を目的に、企業などのブランドアイコンを表示する取り組みを開始することを発表した。
ヤフーは2013年から、フィッシングメール対策として、特定の送信者からのメールに対して共通のアイコンを表示する「安心マーク」の取り組みを実施してきたが、ユーザーにさらなる分かりやすさと安全性を提供するために、今回の導入に至った。なお、ヤフーから送信するメールでは、従来からブランドアイコンを表示している。
この取り組みでは、送信ドメイン認証技術「DKIM」を利用し、メールがこの取り組みに参加する企業などの正当な送信元から送られているかを判断している。正当な送信元からのメールには、各企業などのブランドアイコンを「Yahoo!メール」上で表示。この取り組みの開始に際し、まず楽天が参加し、「楽天市場」や「楽天カード」をはじめとする楽天グループの70を超えるサービスから配信されるメールに、ブランドアイコンとして同社のブランドシンボルを表示する。