ファイア・アイ、無償のクラウドEメールセキュリティ診断サービスを発表

ファイア・アイは11月20日、導入済みのメール脅威対策の有効性を評価する無償サービス「FireEye FireProof Eメール診断サービス」の国内での提供を開始することを発表した。

ファイア・アイが定期的にまとめている「FireEye Eメール脅威レポート」の最新版によると、メール101件のうち約1件は有害なものであることが分かっている。「FireEye FireProof Eメール診断サービス」は、既存のOffice 365環境に対して手軽にメールの脅威状況を確認・把握ができる。受信済みメールを分析し、既存の対策をすり抜けた高度な脅威が隠れていないかを調査することで、従業員のメール環境への脅威対策に力を入れる企業・組織を支援する。

このサービスは、企業がより効果的なメールベースの脅威対策とは何かを検討する上での「気付き」を提供する。評価は無償で、ソフトウェアやハードウェアの導入も不要。受信済みメールに対する分析であるため、メール配信時の遅延などの心配もない。プロセスは下記の3ステップのみで、設定は数分以内で完了し、分析開始から2週間ほどで分析レポートを共有する。

・評価リクエストフォームを記入
・Office 365へのアクセスを承認
・発見された各マルウェアについて、詳細な説明を記載したレポートをもとに詳細を説明

 

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