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コネクシオ、IoTセキュリティ機能を強化する「Smart Ready IoTセキュアパック」を販売開始

コネクシオは11月28日、IoTセキュリティ機能を強化する「Smart Ready IoTセキュアパック」を販売開始することを発表した。このパックでは、IoTゲートウェイに対する攻撃・不正アクセスを防止し、内部挙動を監視するとともに、異常時には管理者へ通知することが可能になるとしている。

■「Smart Ready IoTセキュアパック」の機能と特徴

○トレンドマイクロのIoTセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」(TMIS)のAgentをコネクシオのIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT G3L」(以下、Armadillo)に搭載し、以下の機能を実装。
・不正な機器からのアクセスを防止、脆弱性への攻撃を防止【入口対策】
・遠隔操作サーバー(C&Cサーバー)や不正なWebサーバーへの接続を防止【出口対策】
・不審なアプリケーションの起動を防止(アプリケーションホワイトリスト)【内部対策】

○TMISによるセキュリティ監視およびコネクシオの監視エージェントによるArmadilloの死活監視を行ない、異常時には登録管理者へメールで通知

○ArmadilloのOSやファームウェアのアップデートをリモートで実行可能。これにより、Linuxやファームウェアなどの脆弱性対策を容易化

■「セキュアパック」導入を勧めるIoTシステム

・設備や機器を制御しているシステム
・センシティブな情報(監視カメラや社会インフラに関わる情報など)を扱うシステム
・IoTゲートウェイに接続されている機器(センサーやカメラなど)にセキュリティ機能が備わっていないシステム
・閉域網(VPN)を使わず、IoTゲートウェイを直接インターネットに接続している、もしくはそうせざるを得ないシステム
 

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プレスリリース(PDF)