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エンカレッジ・テクノロジ、クライアントPCをサイバー攻撃から保護する「ESS AdminControl for Client」の最新バージョンを販売開始

エンカレッジ・テクノロジは12月11日、クライアントPCのローカル管理者アカウントの不正使用を防止・早期発見する「ESS AdminControl for Client」のサポート対象の環境を拡充した最新バージョンV1.2を販売開始したことを発表した。今回のバージョンでは、対象OSを拡充するなど、多様なシステム環境をサポートすることが可能になったとしている。

■「ESS AdminControl for Client」の仕組み
Windows PCのローカル管理者アカウントを集中管理し、以下のような機能を提供することで、ローカル管理者アカウントの管理不備に伴うリスクを軽減する。

1.パスワード定期変更
Windows PCのローカル管理者アカウントのパスワードをランダムな文字列を用いて定期的に変更。
2.利用者へのワンタイムパスワード払い出し
Webベースのインターフェイスを通じて、申請に基づいたワンタイムパスワードを利用者に提供。
3.ログ収集と照合&レポート生成
クライアント端末からログイン履歴(成功・失敗)およびその他の異常を示すログを収集し、不正アクセス等、ローカル管理者アカウントに関するレポートを生成。

■最新バージョンと主な拡張点
1.対象のクライアントOSについて、Windows 7/ Windows 8.1/ Windows 10に拡充。
2.連携するActive Directoryのフォレスト機能レベルについて、Windows Server 2008 R2以降に拡充。
3.ESS AdminControl for Clientのサーバーについて、小規模な構成を想定した1台構成を選択できるように。
4.クライアントPCをグループ分けし、個々のグループに管理者や申請者を指定することができるように。これにより大規模な組織においてクライアントPCの管理を部署ごとに委ねるようなケースにも対応が可能に。
5.クライアントPCから収集するイベントログについて、従来のログイン履歴に加え、イベントログの消去、システム時刻の変更、ドメインからワークグループへの変更など、異常と思われるログの収集を行なうことが可能に。
 

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