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エイチ・シー・ネットワークス、高速検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter」バージョン5.08を提供開始

エイチ・シー・ネットワークスは12月10日、自社開発・販売をしている高速検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter」のバージョン5.08の提供を開始することを発表した。

バージョン5.08では、Windows PCに常駐しセキュリティチェックとアクセス制御を行なうプログラムの追加や、WindowsやMac、iOSなど各種OS・ウイルス対策ソフトの新バージョンへの対応を行なっている。

これによりユーザーは既存ネットワークの構成を変更することなく、内部ネットワークに接続する端末のマルウエア対策や健全性を維持することができる。また、アプライアンスでの提供のため、別途サーバーを構築することなく、コスト抑制を実現し、企業の規模にかかわらず導入しやすいとしている。

■「QuOLA@Adapter」の特徴

・クライアント常駐プログラムにより、Windows PCのセキュリティ状態をチェックし、ポリシーに合致しないPCがアクセスできるネットワークを制御。利用者をウイルス対策ソフトのパッチ配信サーバーやWSUSなどへ誘導し、PCの健全性が有効になった状態で内部ネットワークへの接続を許可する。

・Windowsおよびその他OS向けには非常駐型プログラムも提供。非常駐プログラムと無線LANなどの認証ネットワークと連携し、各種OSのセキュリティチェックとアクセス制御を行なう。

・OSやアプリケーションのセキュリティパッチ、ウイルス対策ソフトウエアのパターンファイルなど、各種情報を収集し自動的に適用する「セキュリティ情報配信サービス」を提供。これにより管理者の手間をかけることなく最新情報を用いたポリシー定義が可能。

・シミュレーションモードでは、端末のセキュリティチェックと結果報告のみ行ない、アクセス制御を行なわない運用が可能。段階的な導入を行なうことができる。
 

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