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内閣サイバーセキュリティセンター、APT10といわれるグループによるサイバー攻撃について注意喚起

内閣官房の内閣サイバーセキュリティセンターは12月21日、APT10といわれるグループによるサイバー攻撃に関して外務報道官談話が発出されたとして、注意喚起を行なった。

外務報道官談話の一部は以下のとおり。

「(前略)12月20日から21日(現地時間)にかけて,英国及び米国等は,中国を拠点とするAPT10といわれるサイバー攻撃グループに関して声明文を発表しました。我が国としても,サイバー空間の安全を脅かすAPT10の攻撃を強い懸念をもって注視してきており,サイバー空間におけるルールに基づく国際秩序を堅持するとの今般のこれらの国の決意を強く支持します。(後略)」

この種の攻撃にはさまざまな変種、手口があるが、日頃から不審なメールや添付ファイルは開かない、OSやプログラムのパッチやアップデートを可及的速やかに設定する等の適切なサイバーセキュリティ対策のいっそうの強化を行なうとともに、不審な動きを検知した場合は、速やかに所管省庁、セキュリティ関係機関に対して連絡するよう内閣サイバーセキュリティセンターでは呼びかけている。
 

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プレスリリース(PDF)