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ワンビ、中小企業のマネージャー111人に聞いた「働き方改革と情報セキュリティ」アンケート調査の結果発表

ワンビは12月26日、中小企業のマネージャー111人に実施した「働き方改革と情報セキュリティ」に関するアンケート調査の結果を発表した。その概要は以下のとおり。

■設問:あなたの会社では働き方改革を進めていますか?
「進める予定はない」が32.4%、次いで「進めている」が21.3%、「話は出ているが進むかどうかわからない」が19.4%という結果になった。「進めている」「進める予定がある」「話は出ていて進める方向で動いている」という前向きな企業は40.7%、「進める予定はない」「話は出ているが進めづらい状況である」という企業が37.0%となり、進んでいる企業も4割ほどあるが、それと同じくらいの企業が進められていないという結果となった。

■設問:あなたの会社ではテレワーク(リモートワーク)を許可していますか?
「すでに許可している」が11.4%、「許可する方向で検討している」が22.7%とテレワークに積極的な企業が3割以上存在するものの、「許可していない(31.8%)」「許可しない雰囲気がある(6.8%)」という消極的な企業は4割近くにも上っている。課題としては、「セキュリティや本人の確認方法」「工数や進捗管理の難しさ」などがあげられ、まだまだハードルが高いと言える。

■設問:あなたの会社においてセキュリティに関する懸念はありますか?
この設問に関しては、50%以上があると答えている。具体的には「情報漏洩のリスク」「防犯カメラ、施錠の甘さ」「ウィルス対策」「パソコンの管理」「パソコンの盗難・紛失」などとなっている。

■設問:あなたの会社では、情報漏洩、パソコンの盗難・紛失のリスクに関して、方針、ルール、実際の対策(アクセス権限やソフトウェアの活用など)を十分に行なっていますか?
「十分に行っている」は13.9%、「十分ではないが割と行っていると思う」が42.6%と、5割以上が対策を行なっているようだが、「ほとんど行っていない(15.7%)」「行っていない方だと思う(26.9%)」という企業も4割以上存在する。

■設問:あなたの会社は情報セキュリティに関してどの程度意識していると思いますか?
「経営層も従業員も高い意識を持っている」が14.8%、「経営層だけが高い意識を持っている」が9.3%と、意識の高い経営層が少なくないことが分かる。反対に「会社内の一部の人たちが意識している」が51.9%、「会社内のほとんどの人が意識していない」が13.0%と、意識の低い企業も相当数あるという結果となった。

 

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