マカフィー、2018年第3四半期の脅威レポートを発表

マカフィーは1月16日、最新の2018年第3四半期の脅威レポート「McAfee Labs 脅威レポート:2018年12月」を発表した。最新のレポートでは、サイバー犯罪者の地下活動とサイバー脅威の進化について分析している。そのうち、主な内容は以下のとおり。

・サイバー犯罪の地下市場および闇フォーラムを分析し、犯罪者の戦術やターゲットを解明
・IoTデバイスを狙った新しいマルウェアは第3四半期だけで73%増加、通年では203%増加
・仮想通貨マイニングマルウェアは71%増加、セキュリティが手薄な大量のIoTデバイスを悪用
・モバイルマルウェアは24%減少、偽ゲーム、偽出会い系アプリを悪用したサイバー犯罪が増加
・金融機関でのデータ漏洩が20%増加、「トロイの木馬」が銀行を意外なアプローチで攻撃
・スパムボットネットが生み出す性的なWeb閲覧履歴を暴露すると脅迫する「セクストーション(性的脅迫)」詐欺が横行
・ランサムウェアは10%増加したが、新たなランサムウェア ファミリーは引き続き減少

この他、サイバー犯罪者の闇チャットフォーラムから読むトレンドや、2018年第3四半期の脅威動向についてレポートしている。
 

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