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トレンドマイクロ、AI技術でメール作成者の癖を分析してなりすましメールを防ぐ、ビジネスメール詐欺対策の新技術を発表

トレンドマイクロは1月29日、ビジネスメール詐欺対策の新技術「Writing Style DNA」を発表した。「Writing Style DNA」はAI技術でメール作成者の書き方の癖を分析し、なりすましメールを防ぐもので、この技術を搭載したクラウドアプリケーション向けセキュリティサービス「Trend Micro Cloud App Security」を2月15日から提供開始する。

「Writing Style DNA」は、経営幹部、経理部長などビジネスメール詐欺でなりすまされる可能性が高い人物のメールについて、大文字の利用頻度、文章の長さ、空白の使用頻度など約7,000通りの特徴をAIが学習。

学習した結果をもとに受信メールと照合することで、なりすましメールを検知する。ビジネスメール詐欺の疑いがあると判定した場合、受信者や管理者にビジネスメール詐欺の疑いがあるという警告付きのメールを送付することで被害を防ぐ。
 

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