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ノークリサーチ、中堅・中小企業のスマートデバイス活用におけるセキュリティ対策と有望なDXソリューションに関する調査結果を発表

ノークリサーチは2月25日、中堅・中小企業のスマートデバイス活用におけるセキュリティ対策と、有望なDXソリューションに関する調査結果を発表した。プレスリリースは「2018年版中堅・中小企業のセキュリティ・運用管理・バックアップに関する利用実態と展望レポート」と「2018年版中堅・中小IT活用シーン別スマートデバイス導入の実態/予測レポート」のサンプル/ダイジェストとなっており、大きく以下の4つのテーマに分かれている。

●PCと違い、スマートデバイスのセキュリティ対策では最初からクラウドサービスが選ばれる
●中小企業層(年商5~50億円)に対する訴求では、年商5~10億円の特異な傾向に要注意
●「顧客対応の改善」を目的としたDX関連ソリューションではスマートデバイス対応が不可欠
●「チャットボット」は顧客向け/社内向けの双方で有望だが、社内向けには付加価値が必要

このレポートによると、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスのセキュリティについては、年商500億円未満の中堅・中小企業では「PCのセキュリティ対策を実施している」割合が93.2%に達するのに対して、「スマートデバイスのセキュリティ対策を実施している」という割合は67.4%に留まっているという。

「何も行っていない」の割合は減少しているものの、PCのセキュリティ対策と比較すると高い値となっている。また、PCのセキュリティ対策では「パッケージソフト」が減少し、「クラウドサービス」が増加する傾向にある。一方、スマートデバイスのセキュリティ対策では「パッケージソフト」の割合は変わらないが、「クラウドサービス」の割合は高くなっている。

PCではパッケージによるセキュリティ対策が進んだ後にクラウドサービスへと移行する流れとなっているが、今後のスマートデバイスにおけるセキュリティ対策では最初からクラウドサービスを選択するケースが多くなっていくと予想されるなどとしている。

 

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プレスリリース(PDF)