オリゾンシステムズ、アラクサラのサイバー攻撃自動防御ソリューション用ソフトウェアと連携する機能を提供
- 2019/03/06 10:30
- SecurityInsight
オリゾンシステムズは3月1日、チェコのFlowmon Networks社製フローベースのネットワークトラフィック監視・分析ソリューション「Flowmon」が、アラクサラネットワークス(以下、アラクサラ)のサイバー攻撃自動防御ソリューションに加わったことを発表した。
アラクサラのサイバー攻撃自動防御ソリューション用ソフトウェア「AX-Security-Controller」(以下、AX-SC)と、Flowmonの振る舞い検知機能「Flowmon ADS(Anomaly Detection System)」との連携を両社で技術検証したもので、「Flowmon ADS」がC&Cサーバーとの通信、ポートスキャン、ディクショナリアタックなどのネットワーク上の望ましくない挙動を検知し、マルウェア感染や乗っ取りの可能性がある被疑端末のIPアドレス情報を特定して「AX-SC」へ通知し、「AX-SC」が自動的に被疑端末の通信遮断および検疫隔離する。
これにより、アラクサラのスイッチ製品と「AX-SC」でネットワークを構築しているユーザーは、「Flowmon」アプライアンスを追加することで、インターネットへの出入り口、および組織内部のネットワークトラフィックを横断的に監視して、被害をエッジスイッチで食い止め、ネットワーク全体への拡散を防止することが可能となり、セキュリティ脅威の検知と対策の自動化ができる。