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マクニカネットワークス、IoTデバイスのセキュリティ対策を専門とするVDOO社と代理店契約を締結

マクニカネットワークスは3月5日、イスラエルVDOO Connected Trust社と代理店契約を締結したことを発表した。

マクニカネットワークスが取り扱いを開始するVDOO社のソリューション「VDOO Vision」は、豊富な解析ナレッジをもとにファームウェアバイナリを自動解析し、さまざまな視点からIoTデバイスのセキュリティ問題を視覚化。「VDOO Vision」を利用することで、IoTデバイスのデザイン時に必要なセキュリティ要件を短時間で見極めることができ、デバイス開発、品質保証、セキュリティサービス提供事業者のセキュリティ解析にかかる負荷を軽減する。そのため、IoTセキュリティの深い専門知識がなくても、迅速にIoTデバイスの強化と保護を実現することができるとしている。

■「VDOO Vision」の特徴
・自動解析ツールによるスピーディなファームウェア解析
ファームウェアをクラウドにアップロードすることで、セキュリティに関する専門的な知識がなくてもスピーディに解析できる。製品ごとの解析だけでなく、製品開発工程ごとの解析検査が可能。

・わかりやすい解析レポート
IoTセキュリティの脅威に対する既知の脆弱性だけでなく、公開脆弱性情報や各種セキュリティ基準とのギャップを分析し、重要度に応じたリスクレベルを表示。特に対策が必要な点については個別の対策方法をガイドする。対策が完了し、再びVisionで診断してセキュリティ上の問題がクリアされた場合は、VDOO社認証「CertIoT」を発行することも可能(オプション)。物理的な証明書のほか、デジタル証明書も利用可能になる。

・未知の脆弱性(ゼロデイ攻撃)への対応
解析以降に発見された重要な問題や攻撃は、メールにより即座に通知するサービスWhistlerの提供も可能(オプション)。また、対策も防御も難しい場合には、Visionで診断した結果をベースにデバイスを保護するエージェントも提供する。保護する機能をユーザーが選択すると、デバイスのリソース(CPU、メモリー、ストレージ)に負担をかけない軽量のカスタムエージェントVDOO ERA(Embedded Runtime Agent)が生成される(オプション)。
 

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