マカフィー、Microsoft Teamsと統合してクラウドでのコラボレーションを管理
- 2019/03/25 11:00
- SecurityInsight
マカフィーは3月20日、Microsoft Teams向けに包括的セキュリティとコンプライアンス機能を統合した「McAfee MVISION Cloud for Microsoft Teams」を発表した。「McAfee MVISION Cloud for Microsoft Teams」は、既存のMicrosoft Office 365に対応している包括的セキュリティソリューション「MVSION Cloud」を拡張したものとなっている。
「McAfee MVISION Cloud for Microsoft Teams」は、以下のようなセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス機能一式を提供する。
・統合されたクラウドネイティブのセキュリティプラットフォーム:
マカフィーのCASB技術(DLP、脅威防御、コラボレーション制御、アクティビティ監視、アクセス制御)を単一の統合プラットフォームで活用し、企業が確実にデータを保護しクラウド上の脅威から防御できるようなクラウドネイティブ・ソリューションを提供する。
・最新のデータセキュリティ:
既存のDLPポリシーをあらゆるタイプのMicrosoft Teamsチャネルのメッセージとファイルに拡張し、キーワード、指紋、データ識別子、正規表現、コンテンツの強調表示とメタデータの一致に基づくポリシーを実行できる。
・コラボレーション制御:
チャンネルに投稿されたメッセージやファイルは、外部へのデータの共有をブロックするなど、特定のユーザーに限定することができる。
・包括的な修復:
Microsoft Teamsにアップロードされた規制データの監査を可能にし、ユーザーの指導、管理者への通知、隔離、削除、ユーザーの操作の復元と削除によってポリシー違反を修復。エンドユーザーは自律的に自分のふるまいを修正し、ITのキューからインシデントを削除することができる。
・脅威の防御:
企業が内部からの脅威や不正アカウントを予兆する異常なふるまいを検出して防止できるようにする。マカフィーはMicrosoft Teams内のすべてのユーザーアクティビティに関する完全な記録を保存し、機械学習を利用して複数の経験則上のアクティビティを分析し、脅威を正確に検出する。
・フォレンジック調査:
すべてのユーザーアクティビティの自動生成された詳細な監査証跡により、フォレンジックと調査のための豊富な機能を提供する。
・外出先でのセキュリティポリシー:
ブラウザーやネイティブアプリを含む複数のアクセスモードをセキュアにサポートし、ユーザー、デバイス、データ、場所などの状況要因に基づいて制御。データを適切に管理できないパーソナルデバイスは、アクセスをブロックされる可能性がある。