IPA、2019年第1四半期（1月～3月）の情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況を公表
- 2019/05/07 10:00
- SecurityInsight
IPA（情報処理推進機構）は4月23日、2019年第1四半期（1月～3月）の情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況を公表した。その概要は以下のとおり。
今四半期に「情報セキュリティ安心相談窓口」に寄せられた相談件数は、前四半期から約24.4％減の3,385件。そのうち相談員による対応件数は2,184件だった。
■主な手口における相談員の対応件数
１．「ウイルス検出の偽警告」に関する相談
ウイルスを検出したという偽警告で不安を煽り、電話をかけさせてサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談が549件寄せられた。前四半期から約19.9％増となっている。
２．「ワンクリック請求」に関する相談
パソコンとスマートフォンを合わせた「ワンクリック請求」に関する相談が前四半期から約41.9％減の61件寄せられた。
３．「不正ログイン」に関する相談
「不正ログイン」に関する相談が前四半期の約26.6％減の83件寄せられた。
４．「宅配便業者をかたる偽SMS」に関する相談
「宅配便業者をかたる偽SMS」に関する相談が前四半期の約32.9％減の335件寄せられた。
５．「仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談
「仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談が前四半期の約83.3％減の117件寄せられた。