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カスペルスキー、ゲーム形式の対サイバー攻撃演習シリーズ「Kaspersky Interactive Protection Simulation」の「GDPR版」を提供開始

カスペルスキーは5月29日、サイバー攻撃による組織への影響をゲーム形式で体験しながらその対策を学習できる、対サイバー攻撃演習「Kaspersky Interactive Protection Simulation(KIPS)」シリーズの新シナリオ「GDPR版」を提供開始することを発表した。欧州に拠点を設けている企業や組織を主な対象とし、パートナー経由で販売する。

新シナリオの「GDPR版」では、EUを拠点にしている自治体のITセキュリティ部門の社員として、自治体のサイバーセキュリティを保持する業務を体験できる。GDPRによる規制や実際のサイバー犯罪の手口もシナリオに盛り込まれており、個人データの漏洩やインシデント発生時の適切な対処など、臨場感のあるリアルなサイバーインシデントへの対応が体験を通して学べるようになっている。

2014年5月から提供を開始したKIPSは、これまでに浄水場、発電所、一般企業、自治体、銀行、石油ガス、運輸の各シナリオを日本語で提供しており、ゲームボードを活用した集合研修形式とオンライン形式の2種類の実施方法を選択できる。

 

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