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アクロニス、企業のサイバープロテクションを強化する「Acronis Cyber Services」を提供開始

アクロニスは8月30日、「Acronis Cyber Services」を提供開始することを発表した。これにより、これまで小規模な企業にとっては複雑かつ高コストのために検討対象にならなかったサイバーセキュリティリスク評価、セキュリティ認識向上、インシデント対応などのサービスを、あらゆる規模の企業がもっと簡単に利用できるようになるとしている。このサービスは、当初はアメリカを中心とした英語圏での提供を予定しており、日本での提供については未定となっている。

「Acronis Cyber Services」は、以下のサービスで構成される。

・Acronis Security Assessment Services:
脆弱性スキャンとペネトレーションテストが含まれており、企業が重要なデータに対するリスクを特定し、現実のシナリオにおける複雑なセキュリティ問題を軽減する方法について理解し、テクノロジー、人、ビジネスプロセスに対してより良いセキュリティポリシーを導入する準備体制を整えることができるようになる。

・Acronis Security Awareness Training:
企業の社員やITスタッフに対して最新のセキュリティ実践手法について十分な教育を行ない、経営幹部に対しても、特に自社を標的とするようにカスタマイズされた最新のフィッシング攻撃の検出についてトレーニングする。GDPRなどのコンプライアンスや規制を念頭において事業活動を行なう企業にとっても、アクロニスが提供するコンプライアンスを重視したトレーニングモジュールが有効となる。

・Acronis Incident Response Service:
企業でセキュリティ侵害が発生した場合、エンタープライズレベルのインシデント対応を行なうために、事前に利用条件を交渉した上で計画を策定する。このサービスによって、迅速な復元、規制要件への準拠、今後の法的機関からの要請に応じるための証拠収集、必要に応じた風評被害への対処のための企業の対応能力が向上する。

 

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