SecurityInsight | セキュリティインサイト

東芝デジタルソリューションズ、制御システム向けサイバーセキュリティ・プラットフォーム「CyberX Platform」を販売開始

東芝デジタルソリューションズは9月5日、イスラエルCyberX社と販売代理店契約を締結し、世界1200か所以上の制御システムのネットワークへの導入実績がある制御システム向けサイバーセキュリティ・プラットフォーム 「CyberX Platform」の販売を開始したことを発表した。

今回の提携により、エネルギー業界を含む東芝グループの産業・社会インフラ向け制御システムの豊富な構築、運用実績と、CyberXの制御システムに特化した資産識別をはじめとするサイバーセキュリティ対策技術を融合させた制御システム向けセキュリティソリューションを提供する。

これにより、これまでドキュメントで管理されていた制御ネットワークの最新状況の把握、不正接続監視、異常通信の検出(オペレーション異常、セキュリティイベント)、異常通信の原因分析までをリアルタイムに実施し、資産管理コストを削減する。

また、国内の制御システムで多く使用されている日本独自かつ非公開プロトコルに対応することができる。新機能「Horizon Protocol ODE(Open Development Environment)」を利用したプロトコルプラグインを作成することにより、日本の産業現場特有の環境においても資産とネットワークの可視化が可能。

■「CyberX Platform」の特徴
1.制御ネットワークに影響を与えずに、制御ネットワークの詳細情報を把握
2.学習した基本通信から乖離する異常通信の検出や、原因分析を実現
3.脆弱性レポートをはじめとする豊富なレポーティング機能で必要な情報を抽出
4.多種多様な通信プロトコルに対応(オープン+各社独自プロトコル)
5.直感的に分かりやすい画面表示により、システム管理者だけでなく現場の機器・システムの管理者や作業者との情報共有が容易
 

関連リンク

プレスリリース